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用語は 3 件ありました。

1 エラー
error
(01)IEEE-CS-SE-Vocabulary
(1) ソフトウェアがフォールトを含んでいるなど、間違った結果を生み出す人間の行為。[SSEV]
(2) 間違ったステップ、プロセス、データ定義。[SSEV]
(3) 間違った結果。[SSEV]
(4) 真の、仕様として記述された、理論的な正しい値や条件と、計算された、観察された、測定された値や条件との差異。[SSEV]
(1) a human action that produces an incorrect result, such as software containing a fault. [SSEV]
(2) an incorrect step, process, or data definition. [SSEV]
(3) an incorrect result. [SSEV]
(4) the difference between a computed, observed, or measured value or condition and the true, specified, or theoretically correct value or condition. [SSEV]
See also: failure, defect.
誤り、エラー、バグ欠陥フォールト問題、逸脱、故障インシデント不正(アノマリー)も参照のこと。
※(1)は human error のことである。
2 エラー
error
(02)ITIL-Glossary
(1) 1つ以上の構成アイテムITサービス障害の原因となる、設計上の不備や誤動作。CIITサービスインパクトを与える人的なミス(誤り)やフォールトのあるプロセスも、エラーである。[ITIL V3]
(2) インシデントを引き起こす可能性のある不備や脆弱性。[ITIL V4]
(1) A design flaw or malfunction that causes a Failure of one or more Configuration Items or IT Services. A mistake made by a person or a faulty Process that impacts a CI or IT Service is also an Error. [ITIL V3]
(2) A flaw or vulnerability that may cause incidents. [ITIL V4]
構成アイテムITサービスプロセスに作り込まれたフォールトを指す場合と、それらを作り込む人の行為、つまり誤り(human error)を指す場合がある。
※ITILでは、エラーの対象を構成アイテムITサービスプロセスと捉えている。
※ITILでの不正の用語は、エラー問題障害(故障)、インシデントである。障害の原因がエラーであり、インシデントの原因が問題である。そして、障害インシデントであったり、問題であったりする。(2)では、インシデントの原因と言っているので、インシデント障害の原因をエラーと捉えるのが無難である。
※ITILでのエラーは、ISTQBでの誤り、エラー、バグ、欠陥、フォールトを包含した概念と捉えられる。
※flaw は「欠陥」と訳してもいいが、defectと区別して「不備」と訳している。
3 エラー
error
(03)Testing-Glossary
間違った結果を生み出す人間の行為。[IEEE 610][ISO 24765][ISTQB 2.3][ISTQB 4.4]
A human action that produces an incorrect result. [IEEE 610][ISO 24765][ISTQB 2.3][ISTQB 4.4]
※ISTQBでは、誤りエラーはほば同義として扱われている。厳密には、知識の誤り(誤解・認識不足)や行為の誤り(うっかりミス)によって、コードやドキュメントなどの対象に欠陥のもととなる不正を仕込む行為と言える。この解釈においては「誤りによってエラーが仕込まれる」と表現できるが、エラー欠陥になるとは限らない。
エラー推測とは言うが、誤り推測という表現は聞かない。
テストケース結果の説明には、新たなエラーの定義が見られるので、注意のこと。
誤り、エラー、バグ欠陥フォールト問題逸脱故障インシデント不正(アノマリー)も参照のこと。